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居酒屋〜日本の酒文化に欠かせない存在
お酒が好きな人で、居酒屋に入った経験がない人がいるでしょうか。もしおられるのであれば、一度あの空間に足を運ぶことをぜひお勧めします。あの他の飲食店とは一線を引く独特の雰囲気は、入るだけで不思議なワクワク感に包まれるものです。全く同じ酒なのに、居酒屋で飲む酒は何故か、家で飲むよりもより一層美味しく感じることもあるのではないでしょうか。ではまず一般的な居酒屋に入ってみましょう。引きづらい引き戸をあけると、独特の匂いと騒がしさと共に、威勢の良い店員の掛け声で出迎えられます。席はカウンターがお好きですか?それとも掘りごたつでしょうか。もちろん最初はビールを頼みましょう。少し古い年代の人たちの合い言葉ですが、「とりビー」という単語はご存知ですか?答えは簡単、取り敢えずビールの略です。まずお通しと共にとりあえず頼んだ最初のビールを流し込みます。一日分の乾きを癒す一杯目のビールは、さらに格別の味がするものです。食べ物は何にしますか?おでん、枝豆、焼き鳥が平均的なところでしょうか。濃い味付けのタレをふんだんに塗られたつくね、塩で薄く味付けされた鶏皮を肴に、さらにビールが進んでいくことでしょう。このままビールで攻めますか?それともそろそろチューハイ、もしくは日本酒の出番でしょうか。店員と仲良くなるとさらに隠れメニューも楽しめるかもしれません。居酒屋の始まりは、江戸時代にまでさかのぼります。当時の酒屋が酒の販売だけでなくその場で酒を提供するようになり、居酒(いざけ)と謳い始めたところから現代の居酒屋の歴史が始まったと言われています。つまり、完全に日本独自で発展してきた文化ということができるのです。
全ての人が楽しめる存在へ
「帰り一杯やってく?」サラリーマンの合い言葉のようなこのセリフ、古くサザエさんの中でもよく登場するように、居酒屋は昔から働く男たちの疲れを癒す憩いの場として用いられてきました。バーやパブなどの外来系酒処との一番の違いは、やはり酒以外にもふんだんに揃うメニューでしょう。特に独身男性にとっては、酒とご飯の両方が楽しめるという意味でも非常にありがたい存在といえます。現在でも曜日や時間によっては、店内のお客のほとんどが男性会社員という店も少なくありません。しかし、以前ほど男性の入る店、女性は付き合って入るのみで自分から進んで来ることはあまりない、という見方は廃れつつあります。事実、女性のみのグループで居酒屋に入る人たちも多く現れています。特に1980年代から居酒屋のチェーン店が首都圏を中心に増え始め、家族連れや女性だけでも入りやすくなっていったことにより、日本の男性文化であった居酒屋が日本全体の文化になっていきました。初めて行く居酒屋でも十分楽しむことができますが、さらに居酒屋という存在を楽しく感じる方法は、馴染みの店を作ることです。チェーン店であっても、普通のファミリーレストランよりも店員と仲良くなる機会は多いでしょう。普通の飲食店と比べて、お酒の追加やメニューの追加など、店員を呼ぶ機会も自然と多くなるからです。そこで今日のお勧めを聞いたり、たわいない会話を楽しむとより一層居酒屋で飲むことが楽しくなります。上記の通り隠れメニューが登場する場合も少なくありません。とはいえもちろん相手は仕事中。飲みすぎでムダに絡んでしまうことのないようにくれぐれもご注意を。
先日、お気に入りのスローフード ニーノ slow food Ninoへ食事に行きました。
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