居酒屋の挑戦

どの業界に関しても等しく言えることですが、居酒屋業界もこの不況の昨今、岐路に立たされています。そのままのスタイルでやっていくのか、変えるのか…。激安や高級志向の店への転換もその挑戦の一つですが、本当に「挑戦」と言うにふさわしい各企業の戦略が、海外進出です。香港、上海、北京、台湾などのアジア圏で挑戦する店もあれば、アメリカ、ヨーロッパなどの欧米への出店を果たしている店もあります。ほとんどの店はジャパニーズを強調し、ジャパニーズフードを提供しています。海外のお客からすれば、高級料理に分類される和食がリーズナブルな値段で食べれるのですから驚きと喜びを持って迎え入れています。しかし、どれだけ海外の人に「美味しい」と評価されるかは、その国の志向をどれだけ反映させたジャパニーズフードを作れるかにかかっています。

海外進出の難しさ

これが本当に挑戦となる理由は、初期投資費用の多いこと、志向の違いから、日本で売れる売れないのデータが全く使えないこと、料金設定の難しいことなどをあげることができます。現段階でも多くの居酒屋が海外進出を果たしていますが、一方で撤退した(同じ国の別の場所で新規開店した店もありますが)店もあります。要は、データゼロの中から客を勝ち得ていかなくてはならないのです。アメリカンドリームを手にするためにアメリカ進出を果たした企業、消費人口の多さにかけてアジア進出した企業…。その思惑は様々ですが、この不況の時代の攻めの姿勢、海外の人に受け入れられるメニューを提供できるかが、その勝負の分かれ目です。

 

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